早速ですが、日本一早く朝日が見られる場所ってどこか知ってますか?(タイトルにヒントがありますね…)そう、本土最東端の町、根室市の納沙布岬という場所です。日本最東端は「南鳥島」と学びますが、南鳥島は一般人のた立ち入りができないので名前しか知らないという方がほとんどのはず。なので、一般人でも見られる日本一早い朝日は納沙布岬の朝日ということになります。※ちなみに、地軸の関係で一年の中で数日、日本一早い朝日が納沙布岬じゃなくなるタイミングがあるそうです。日本の最東端は北海道根室市の納沙布岬ですが、地軸(地球が自転している軸)の傾きにより元日前後の10日間に限っては、銚子市の犬吠埼が日本で一番早く日の出を迎えます。(引用:2022年日本一早い初日の出インフォメーション|銚子市)今回はこの「根室 納沙布岬」についてご紹介します。納沙布岬はココ%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d1353686.012612295!2d144.11564637277033!3d43.43710384441932!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x5f6c2f4ed1fd7afb%253A0x9d15cd1ca3b6aa8b!2z57SN5rKZ5biD5bKs!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1646117262708!5m2!1sja!2sjp%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%3E%3C%2Fiframe%3E根室市街から車で20分ほどで到着します。私が行った時は実証実験中の無料シャトルバスが運行していたのでそれを利用しました。2022年2月。夜明け前、空が白んでくるのを横目に運転するのもとても贅沢な時間。納沙布岬に着くと、アザラシの可愛い電話ボックスがお出迎えしてくれます。他には、北方領土資料館、北方館・望郷の家、オーロラタワー、トイレ、お土産屋さんといった建物が並んでいます。最果てだけど、誰かいる。という安心感。早朝はトイレしか開いてませんが。トイレを済まして、灯台の近くで朝日を待ち構えます。シンと張りつめた−10℃の世界にオレンジの光線が広がってきました。北海道で何度か感動的な朝日を見ましたが、この日は胸がキュッとして目が離せなくなるようなそんな朝日でした。独り静かに朝日を眺める。何にも変え難い時間。そうこうしているうちにあたりはすっかり明るくなり、全景が見えてきます。岬の目の前にはいくつも島が浮かんでいます。歯舞群島。これらは全て北方領土です。その手前にボロボロの灯台のようなものも見えます。貝殻島です。その距離わずか3.7km。北方領土でロシアの実効支配下にある島です。「こんなに近いのに、行けないのか。国境ってなんだろう。国ってなんだろう。」そんな思いが頭を駆け巡り収集がつかなくなってきたら、北方館に立ち寄ってみましょう。※早朝は開いてません。北方領土の歴史を学んだり、微力ながらできることもあります。(署名など)ここでしか見れない景色、感じられない思いがあるはずです。たくさんの人に訪れてもらいたい場所です。