みなさん、ゴールデンカムイをご存知ですか?私は普段全くと言っていいほどアニメは見ないのですが、北海道に引っ越したことを機会に見始めたら、止まらない止まらない。北海道を舞台にしたサバイバルバトル漫画です。(なにそのジャンル。)ゴールデンカムイのストーリーにおいて最も重要になるのが、「網走監獄」です。今回は網走監獄の主要スポットをゴールデンカムイのシーンとともにご紹介!入場時間は15:30。閉園時間まで1.5時間しかない。回り切れるのか!?網走監獄とは…網走監獄は、かつて実際に刑務所として使われていた建造物を移築し、その歴史とかつての囚人の暮らしぶりを紹介する独特な博物館である。敷地面積はなんと東京ドーム3.5個分。敷地内に20以上の施設があり、このうち2軒8棟が国の有形文化財に登録されている。正門まず出迎えてくれるのは、ドーンと目を惹く正門。ゴールデンカムイでは杉本とアシリパ達が待ち合わせを約束した場所だ。通称「赤レンガ門」と呼ばれる網走刑務所正門は、重厚で威風堂々としており「最果ての監獄」と呼ばれ恐れられた時代の網走刑務所の威厳を感じさせます。庁舎正門をくぐり、目の前に構える大きな白い建物が重要文化財に登録されている庁舎である。網走監獄を巡る上では重要な施設になるので必ず立ち寄ろう。北海道と網走刑務所についての歴史を詳しく学ぶことができる。水色とグレーの外観庁舎に電気が灯ると網走の人々は『最果ての不夜城』と呼んでいたと伝えられている。「典獄は語る」の真ん中で話している男の人、犬童に見えなくもないような…また、野田先生直筆のイラストやゴールデンカムイ×網走監獄のコラボお土産もここで手に入れることができる。旧網走刑務所職員官舎網走監獄散策マップに沿って進み、次の巡回ポイントになっているのが旧網走刑務所職員官舎。当時の刑務所職員の暮らしが再現されている。ゴールデンカムイでは看守部長、門倉の宿舎として登場する場所である。監獄歴史館監獄の歴史や当時の囚人達の暮らしを学んだり、囚人服と拘束具を身に付け囚人体験もできる。館内中央の3面シアターも迫力満点で、現在の旭川ー網走を結ぶ、道道104号線の開削工事の物語は引き込まれてしまう。ゴールデンカムイ、白石吉竹のモデルである、実在した脱獄王「白鳥由栄」についての展示などもあり、細かく読み始めると止まらない。最も長く滞在した施設だった。五翼放射状平屋舎房みなさんお待ちかね。ゴールデンカムイで白石が入っていた懲罰房やのっぺら坊が撃たれた場所が、五翼放射状平屋舎房である。(実在した脱獄王、白鳥由栄が入っていた独房)冬場は氷点下20℃にもなる網走。薪ストーブがあったにしろ木の床に布団が一枚。一日と耐えられる気がしない。ここがきっとのっぺら坊が撃たれた場所。青々とした原っぱが広がっていて、身を隠せるようなものは何もなかった。そら撃たれるわ。五翼放射状平屋舎房の名前の通り、5本の長い平屋が見張所を中心にして放射状に広がっている。一本一本が50m以上あるのだが、見張所から全ての廊下が見渡せるようになっており、その特異な造りにゾッとしてしまった。5本の平屋それぞれ違った展示がされているそうなので、全て先端まで見て回りたかったが、時間が迫っているので先を急ぐ。教誨堂そして最後は、土方と犬童のバトルシーンが印象深い教誨堂だ。外から見ていると、「あれ?こんな渋い建物だったけな。」と通り過ぎそうになったが、中に入ってみると。そうそう、これこれ。壁の色や雰囲気はゴールデンカムイそのままだった。ここで土方達は死闘を繰り広げていたのか…。小さく刀を振る素振りをしてみた。当時は受刑者を更生へ導くため精神的な指導を行う場として使われていた。と、ここまで回ったところで17時前。閉園直前だ。1.5時間で回ってみた結果は、ゴールデンカムイに登場する主要スポットは回れるが、展示に興味を持ち出すと絶対に足りない。このほかにも、囚人と同じ食事が楽しめる「監獄食」やガイドツアーもあるそう。半日ほどしっかり時間をとって堪能するのが良さそうだ。【網走監獄】住所〒 099-2421 北海道網走市字呼人1-1電話番号0152-45-2411営業時間年中無休 9:00 - 17:00料金大人1,500円 大学・高校生1,000円 小中学生750円(税込)その他 団体・福祉割引等あり駐車場:無料公式HPインターネット割引券提示で10%OFF