この夏「アジア周遊」をする旅に出たい!という方は多いのではないでしょうか。食べ物に惹かれて、東南アジアの空気が感じたくて、など旅にでる理由はさまざまですが、海外に行ったからには王道の観光地にも足を運びたいですよね。今回は、1ヶ月で13都市を周遊した旅人がおすすめする、「ここは外せない観光地5選」をご紹介します。ベトナム / ホイアン 街全体が世界遺産に認定されているホイアン。ダナンからはタクシーで向かうことができます。ホイアンはベトナム戦争の攻撃を受けなかった都市で、歴史的建造物がいくつも残っています。夜になると、ホイアンの中心にある川が、灯籠流しが体験できるボートでいっぱいになります。ベトナムの人も旅行で行く観光地なので、人がかなり多かった印象です。マッサージやボートの客引きが多いので、ぼったくりや盗難には注意した方が良いでしょう。街の治安は良さそうでしたが、友人は細い裏路地で野良犬に追い回されたみたいです。物価は観光地価格ですが、カードが使えるレストランが多いので現金をあまり持ち合わせてなくても食事を楽しむことができました。ただ、ベトナムの主要都市でさえカードが使えないホテルやカフェがほとんどなので、現金はなるべく持っておくことをおすすめします。ベトナム / ハロン湾世界遺産「ハロン湾」はベトナム旅行で欠かせない観光スポットです。ベトナム旅の一番の絶景とも言える景色でした!ハノイ市街地からハロン湾はバスで4時間弱かかるので酔いやすい方は酔い止めを飲んでから乗車しましょう。ベトナムは道がガタガタなので縦にも横にも揺れやすいです。バスを降りるとクルーズ乗り場があるので、そこから船に乗って湾をぐるっと周ります。どのツアー会社もほとんど同じようなコースで、船上ランチ付き合計3時間程度のハロン湾クルージングサンセットを背景にハロン湾を楽しむ展望台のある島に上陸鍾乳洞散策カヤック体験といった体験ができます。ハロン湾のツアーは現地で申し込むと4500円ほどでした。日本で事前に申し込みすると、少し値段は弾むものの、日本語サポートを受けることもできます。【ハロン湾の感想】光:小さい時にテレビで観てからずっと行ってみたかった場所がハロン湾だったので、実際に来れた事に感動しました。観光地は写真の方が綺麗なことも多いですが、ハロン湾は実際に行って見たほうが何倍も綺麗です!しゅん:行く前はなんてことない岩のある海だと思ったけど、目の前で見たら、壮大な景色に圧倒された。自然の力の凄さを感じました...!菜月:初めはハロン湾のことを一切知らずにツアーに参加しましたが、区切れが見えないほど続く大きな岩に感動しました。ベトナムでの一番の思い出です!シンガポール / マリーナベイサンズシンガポールって何があるんだろう…?状態で飛行機を降り、向かったのがマリーナベイサンズ。映画やアニメの舞台によく登場する場所は、予想以上に大きくて美しかったです。シンガポールを経由する方や滞在したいと考えている方には、マリーナベイサンズとそれを囲む街の様子を見に行くことをおすすめします。シンガポールの街には、フレッシュオレンジが詰まった自販機が並びます。シンガポールドル2$を入れると、なんと目の前で生搾りジュースが完成する仕組み。絶品なので気になる方は探してみてください。ちなみに、「世界三大がっかりスポット」で真っ先に名前が上がるのはこのマーライオン。期待値が低かったせいか、全然そんなことありませんでした。マリーナベイサンズと一緒に見られる設計になっており、想像以上の大きさに観光客で人だかりができるほど人気でした。マリーナベイサンズに行く際は、合わせて足を運んで見てください!インド / タージ・マハル1632年から22年の歳月をかけて、アグラの町に建てられた霊廟が「タージ・マハル」。ムガール帝国第5代のシャー・ジャハーンが、亡くなった最愛の妻であるムムターズ・マハルのために建立しました。最愛の妻の遺言に「後世に残る立派なお墓に入れてほしい」と会ったことが、タージ・マハル建立のきっかけになったのだそう。全て大理石でできており、内側から外側まで全て白でつつまれています。タージ・マハルは外観だけでなく、霊廟内のありとあらゆる場所が左右対称になっていることで有名です。大理石の彫刻でできた細かい装飾にも注目!特徴的な大きな建造物、そして繊細な大理石の装飾に圧倒されること間違いなしです。【タージ・マハルの感想】菜月:門を抜けた先の感動は今でも忘れられません。真っ白に輝くタージマハルは、本当に大きく、美しかったです。旅に出て、本物を見ることでしか感じられない、衝撃を体験することができました。こば:インドで唯一綺麗な場所と言っても過言ではないくらい、いい意味でインドらしさがなかったです。幾度となく写真でみてきたけれど、やはり本物の迫力・スケールは圧巻でした。インド / メヘランガール城最後にご紹介するのは、大人気漫画「ONE PIECE」のアラバスタ王国の舞台、ジョードプル。ジョードプルは青の街として有名で、高台に登ると街全体が青いのがわかります。アラバスタ王国にある時計台も、ジョードプルの旧市街の中心に聳え立っていました。今回の旅でこのジョードプルにきた目的は、メヘランガール城という1459年に建てられた巨大な城の見学をすること。旧市街から歩いて約20分、オートリクシャで約10分の場所に位置します。高台にあるので、行きはリクシャで向かうのがおすすめです。城に入るのに、予約は必要ありません。メヘランガール城の入り口でチケットが買えるので、外国人は Rs600:約1200円を支払って入場します。城を見て回るのに1時間以上必要です。中はミュージアムになっていて、王族の歴史や反乱の記録などを見ることができます。100円程度支払うと、ターバンを頭に巻く体験もできます。陽気なおじさんたちが楽しく話しながら頭に巻いてくれるので、いい思い出になること間違いなしです。城の敷地内には広場があり、広場からは街全体を見渡すことができます。楽器を弾いている人や、リスと遊ぶ少年もいて、賑やかです。繁華街からのアクセスも良いので、ジョードプルを訪れる際は、ぜひメヘランガール城でインドの歴史に触れてみてください!【ジョードプルの感想】光:まるで「ONE PIECE」の世界にいるかのように感じ、常に興奮してました!ルーフトップレストランでメヘランガール城を観ながら食べた夕食も最高でした。のんびりゆっくり旅ができるので是非行ってみてください!しゅん:厳かな雰囲気とポップな青が交わる独特の街。メヘランガール城の壮大さと威厳を感じつつも、青い街で暮らす豊かな現地人とも触れ合えました。強弱のついた街をぜひ楽しんでほしいです!東南アジアの街並みは、一見変わらないように感じますが、街のトレードマークとも言える観光地のインパクトはやはり大きかったです。その土地でしか味わえない魅力を、ぜひ堪能してみてください。