皆さんは「神戸」と聞くと何を思い浮かべますか?「umie」や「モザイク」また「フラワーロード」などがパッと頭に浮かぶのではないかと思います。ですが、神戸には100年以上前から健在する建物や、歴史を残すモニュメントなど沢山の歴史を感じれるものが残っています。今回はそんな歴史的観点から見た神戸を紹介していきたいと思います。日本初の花時計(こうべ花時計)こうべ花時計は日本初の花時計と言われています。花時計が設置された背景は、当時の市長が就任前のスイス視察の際にジュネーヴのイギリス公園の花時計を見ていたことで、市長の提案から神戸市民や神戸の企業の方の寄付で設置されています。1~2か月で植え替えられその際デザインも変わります。そして、驚くのがこれまでに「500回以上」植え替えられてきたのだそうです!私が訪れた際のデザインは「氷旗」。かき氷が提供されるお店によく掲げられている旗です。花の色で文字や縁が作られていることに感心しました。手が込んでいて見ていて楽しく美しい作品です。1~2か月の期間でデザインが切り替わるのはなんだか儚く思います。こうべ花時計のすぐ隣には、使用している花の名前が看板に記載されています。ちなみに、次のデザインはまだ発表されてないので花時計の周辺を通る人は、毎回楽しみになりそうですね。こうべ花時計が設置されるきっかけになった「ジュネーヴのイギリス公園の花時計」サイトはこちらから!日本で一番短い国道神戸に「日本で一番短い国道」があるのを知っていますか?距離「187m」なので歩いて約2分ほどで踏破できる国道なんだそうです。もともとは、フラワーロードから税関前までの距離を工事する予定が、国道2号線の関係で短くなったのだそうです。今回、実際に歩いてきましたが時間は「2分10秒」で踏破できました!ほんとに短かったのですぐに到着しました!なんとも貴重な道路ですね。お腹が空いたら税関前には、レストラン「ピアハウス」があります。神戸港用のレストランですが、一般人も利用できます。激安なのに量が多くてとても美味しかったです!今回、「Aセット」を頼みました!このボリュームでなんと「550円」です!神戸を巡る際は、行き先に追加しても楽しいと思います!坂本龍馬が訓練していた神戸海軍操練所跡大きな錨と本のモニュメント。存在感があり、迫力もあるので遠くから見てもかなり目立ちます。このモニュメント、道路の横に位置するので神戸に住んでいる人なら、一度は見たことがある人も多いのではないでしょうか。ここは、海軍士官養成機関・海軍工廠(こうしょう)があった場所です。なにかというと、江戸幕府の海軍教育機関です。ちなみに海軍工廠とは船、航空機、弾丸各種兵器を開発・製造する工場のことだそうです。創設者は勝海舟という人物。かの有名な坂本龍馬や陸奥宗光が訓練を行っていた場所でもあります。坂本龍馬はこの操練所設立に尽力を尽くしたそうで、日本の未来を考えながら日々励んでいたと思うとものすごい場所に立っていたんだなと感じます。神戸、奥が深いです。銀行として建てられたチャータードビル大理石をふんだんに使った豪華な作りのこちらのビル。こちらは、ロンドンを拠点とする金融グループ。「スタンダードチャータード銀行」の神戸支店だったビルで、神戸旧留置海岸通りを代表する近代建築の一つです。ちなみに近代建築とは「産業革命以後の社会の建築」のことなんだそうです。現代の建物とは違う外見で、日本では珍しく思います。入り口はレトロな回転扉が特徴だったそうですが、現在は見えなくて残念です。内装は変わってもなお、建物が受け継がれるのはとても素敵です。昔ながらのレトロさがあり、100年前と同じ光景を見ていると思うと感動しました。100年以上神戸を支える商船三井ビルこの2022年4月に100周年を迎えた「商船三井ビル」日本の海軍の拠点として日本を見守り、そして現在も神戸における事業拠点としての機能を維持しているそうです。現在では、7階建ては当たり前のように目にしますが、竣工当時は数少なく7階建てでも高層ビルだったそうです。現在は、お店が入っているので中を見ることはできないんですが今も手動エレベーターがあるみたいです。とても見てみたかったです。このビルの前は道路なんですが、建設当時はまだ海だったそうです!沢山の建物が建てられ人が住める環境に変化していったのかと思うと日々進化しているのを感じます。100年前と今が繋がる海岸ビルこちらは商船三井ビルの横に位置する海岸ビル。こちらのビルは、1階から4階までは御影石の外壁で、レトロなデザインなんですが、それから上は最近のよくみるような高層ビルになっています。面白い外観です!神戸にはこういう建物が多々見受けられます。歴史的建物を残す手段だったのでしょうか。とてもいいアイディアだと思います!実はこの海岸ビルの外壁は、国の「登録有形文化財」に登録されています。現在は、オフィスとして使用されていてほとんど入れる場所はないんですが、3階と15階は飲食店がはいっているので、そこには一般の人でも入ることはできます。こんな風に昔の建物が残るように現在の建物も残っていってほしいなと思います。マイナースポットを巡ってみてさて、たくさん紹介してきましたがいかがだったでしょうか。神戸には、歴史に関わる建造物やモニュメントが数多くあります。とても魅力的なことなので知っていると得した気分になります。100年以上も前から存在するものに触れる機会はあまり多くないのでこういう建物やモニュメントなどがこれからも残っていってほしいです。現在の魅力とは違う魅力がある神戸の一面を紹介しました。神戸に行く際は、ぜひ観光スポットに入れていただけると嬉しいです。trip pastaのYouTubeでも紹介しています↓%3Ciframe%20width%3D%22560%22%20height%3D%22315%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FbJoZJ-Y6uN0%22%20title%3D%22YouTube%20video%20player%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3D%22%22%3E%3C%2Fiframe%3E