夫婦で脱サラして世界一周をしている。ケンエイさんと彩奈さん。【夫婦の貯金300万円】お金が無くなったら旅終了。と決めているそうです。貯金残高は随時YouTubeで公表するという、なんともリアルな状況を発信されています。今日は、そんなお二人に世界一周について、インドについてお聞きしました。世界一周のきっかけ─そもそもなんで夫婦世界一周に行こうって思ったんですか?出会いからお話しすると、お互いバックパッカーしててカンボジアで出会って、結婚に至りました。ただ、僕が仕事が忙しかったので、まとまった休みが取れず、新婚旅行にいけませんでした。結婚した1年後か1年半後ぐらいに、1ヶ月近い休みもらって新婚旅行でバリ島に行こうとしたんですね。それが2020年の3月で、ちょうどロックダウンの直前でした。ただ、渡航3日前にバリ島が受け入れしなくなっちゃって、海外旅行ロスがあまりに溜まって、もう仕事やめて世界一周行くか!ってなりました。─世界一周はいつスタートですか?2月22日です。もうちょっとで2ヶ月経ちます。1か国目はタイで、今はインドで世界一周はじめて2ヶ月近く経ってるんですけど、まだ二か国です。笑─いいですね!予定は決めてなくて進んでるんですか?旅の伝えるテーマでもあるんですけど、「その場、その場で気分で動く。」という要素が強いです。あとコロナ事情ですね、タイもインドも入国しやすかったっていうのがあります。次に行くネパールも陸路で移動できるのと、コロナの影響もなく入れる。このまま西周り、東回りにするのかも決めずにちょっと効率悪くなったとしても、行きやすい国、行きたくなった国にいきたいと思っています。─「お金なくなったたら旅終了」というコンセプトを掲げられてると思うんですけど、本当にゼロになるまでやるんですか?気分次第ですけど飽きたら帰るかもしれないし、ひとつの目安としてはお金がなくなった時点で終了というのは決めてます。もうちょっと旅続けたいと思ったら、リモートで仕事1ヶ月だけして、予算を増やして、また継続するっていうのもありえるかもしれないです。─そこも気分で動くんですね!お金以外のところは、ほとんど何も決めてないんですか?本当に何も決めてないです。僕の父親が韓国人で、母が日本人のハーフなんですけど、父方のおじいちゃんは韓国に住んでいて、農家と養蜂やっていて4月〜9月の米のシーズン、畑のシーズン、養蜂シーズンはおじいちゃん家に行って1年間修行しようかなって思っていました。今は韓国に入れないのでインドにとりあえずいます。インドってどんなところ?─僕はインドに行ったことなくて、場所によって発展度合いが全然違う印象なんですがどうですか?4・5都市、基本的には北インドと西のパキスタンの国境あたりにしか行っていないですけど、インドの感想は難しいですね。もちろん、都市のキャラクターとして砂漠の町、ヨーロッパ地区の町並みがあるところもありますけど、とりあえずカオスですね。笑カオスってのは、YouTubeや本とかテレビで前評判として大体の人が知ってると思うんですけど、やっぱり百聞は一見にしかずみたいなところはすごい感じました。思ったより人が良かったですし、何か目立つのは詐欺師とか、うるさいとか。 うるさいんですけど、陽キャラなだけで根は良い人がほとんどです。─うるさいっていうのは、車の音とかそういうことじゃなくてですか?車もうるさいです。人もわんさかしています。もちろん、営業の「where are you from」もあるんですけど、どっちかっていうとアジア人国当てゲームしている感じです。珍しいからなのか興味本位なのか、自分が思った国で当たってるかっていう。シャイな人、クールな人を見つけるのが難しいぐらいです。インドに行ったから感じること─そうなんですね。インドは他の国とは全く違いますか?はい。まだそんなに色々な国には行っていないですけど、唯一無二なんじゃないかと思いますね。同じ宗教の中でも派閥というか、「全く違う宗教じゃない?」みたいな。日本人で理解するのが難しいような感性というか文化ですね。パキスタンとバングラデシュはイスラムとヒンドゥーの争いで独立した国家で、インドの両脇にできました。僕の素人的な意見というか感想は、「なんでインドにイスラム残ってるんだ?」みたいな感じなんですよね。イスラムとヒンドゥーというか、インドとパキスタンもすごい仲悪くて、ちょいちょいテロも情勢によってあったりしています。でも、インド国内でイスラム教は迫害されないというか、そこら辺全然よくわかんないです。わかんないだけの感想ですね。分かろうとしなくていいのかなっていうか、捉えたいように捉えればいいんじゃないかなと思っています。悩んだときとか人生に行き詰まったときは、とりあえずインドに行けばよくある言葉ですけど、悩みがちっぽけに感じるみたいなことはあるかもと思います。─悩みでいうと、いろいろな観点あるなと思うんですけど多宗教という面で色々な人がいるからちっぽけに感じるということですか?悩みの種類にも色々あるとは思うんですけど、人間関係であれば、日本人は同調性を重んじる部分があったりすると思います。そういうのを嫌だって感じてるんであれば、インドだけはなく日本以外はそういうところがあると思うんですけど、みんながみんな自己中に生きてる世界です。私のやりたいことを主張して、相手の意見も受け入れるというところとか。そういう部分を感じれば、人間関係や会社の社内政治で悩むことはちっぽけに感じると思います。あと、仕事感とか人生観っていう意味では、ちっちゃい商店をのんびりやって、明日10時半に開くから来てねって言われて、行ったら開いてなくて。1時間後に開くような社会を感じてもらいたいし、日本で暮らしてると個人的には同調圧力があって、秩序があっていい面もあるんですけど、窮屈に感じる部分もあると思うので一旦こういう世界に出てみれば、日本から出ろとまでは言わないですけど、ちょっと気分が晴れる気がします。─最後にこれから旅に行く人、一歩踏み出したいという人に一言お願いします。難しいですね。笑僕は旅に出てくださいっていうのはみんなに言うんですけど、安心・安全、リスクヘッジはすごい考えて欲しいなっていうふうに思います。旅していれば、やっぱり日本とは違うんで、恐喝とか、事件・事故とかにすぐに巻き込まれることもあると思います。リスクを知っていて、準備態勢が整っているのと、そうでないのではリスクにぶち当たる確率も違ければ、対処できる範囲も変わってくるので、僕も無茶なことをすることもあるんですけど、嫌でも、最初に事件・事故を知ってからやってほしいなと思います。僕は、JICA(青年海外協力隊)という待機ボランティアで1ヶ月半ぐらい南アフリカに行ったことがあります。3日間、事前研修をすることがあって、英語とかの研修をやると思っていたら、ずっと事件・事故の映像を見せられてですね。モザイクはかかってますけど、人が撃たれたり事故ったりの映像を見ました。その映像を見たことで、そういうリスクがありかけたときの対処力も変わりました。旅人に知ってほしいし、広がってほしいと思います。インドの話は非常に興味深かったです。インドはバックパッカーの聖地と言われていたりしますが、その片鱗が見えたような気がしました。また、安心・安全、リスクヘッジという点については、その通りだなと思いました。日本と海外では安全面が全く違います。小さいことで言うと、財布は細かく分けておくなどもリスクヘッジになります。今後はそういう発信もしていきたいなと思います。お二人のYoutube↓↓↓路地裏の牛に注目!!%3Ciframe%20width%3D%22560%22%20height%3D%22315%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FTcpEjRJSOw8%22%20title%3D%22YouTube%20video%20player%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3E